はい、だいーぶ更新が途絶えてしまいました、、
歯科医師のイブスキです。
忙しいを言い訳にしたくなかったのですが、、なかなか短いスパンでの更新は難しいですね(苦笑)
台風で騒いでいた頃から約1か月、すっかり外は銀杏が綺麗になりましたね。
私は最近、2歳の息子と、電動自転車で男二人旅を敢行しました。
巣鴨付近から出発して、だいたい三田付近まで。
Google mapで振り返ってみると、こんなかんじ。
往復約22キロ。普段、子どもを連れていくのは電車や徒歩で行けるところばかりなので、思い立ってみました。が、しかし。都心をチャリでの縦断は、なかなか大変でした(^^;)
想像していた以上に、自転車を停められるところも少なければ、子連れで利用できる飲食店もなかなか無く。
結局、家の最寄りのファミレスで昼食を摂りました。
ただ、途中で見た秋の景色はなかなか素敵で、息子も自転車旅を楽しんでくれたようでした(*^^*)
道中の景色を、ちょっとだけご紹介。
白山通り沿い。
丸の内周辺。丸の内ばっかり(笑)
この辺りでスマホの充電が切れたため、その後の景色は、すべて心の中に収めさせていただきました(笑)
今回の度の自分の中の結論としては、やはり母は偉大だということでした(笑)
見切り発車感満載でしたが(一応最低限の食事やオムツなどは携帯)、やはり幼児を連れて、自転車で都心を旅をするのは難易度が高いようです、、
*公園へピクニックならできそうでした(*^^*)
さて、前置きが長くなりましたが、今日のテーマは、「いい歯医者の見つけ方、知ってる?」としました。
なぜ、このテーマにしたかというと、これまでの経験から、患者さんが求める歯科医院と、歯科医院のコンセプトが一致しないと、お互い不幸になると考えたからです。
世の中には多種多様なニーズがあり、それらに応えるクリニックが存在します。そのどれもに存在意義があり、すべてが否定されるべきではないと思います。
事の発端は、勤務先で患者さんから、「最近アポが取れない」という不満が出始めたことでした。私は前副院長と引き継いだばかりで、以前の患者さんからすれば、前よりアポが取れにくく感じたのでしょう。
受付からすれば、私のアポの取り方のせいで、患者さんから「アポが取れない」と不満を言われ、
院長からすれば、アポが取れないせいで「新患も減る」という問題に頭を抱えており、
私がアポが取れるようなタイムコントロールをすれば、すべて丸く収まるかのように思われました。
ですが、私はこれまで都心から地方まで約10軒近くの歯科医院で働いた経験から、そんなことをすれば必ず治療のクオリティーが下がり、十分な説明時間も確保できず、逆に患者満足度が下がってクレームも増え、ストレスに悩まされると予想しました。
悩んだ末に、この悩みをぶつけたTweetがこちらです。(有効回答数56件)
*ちなみに始めて間もないため、直接の友人など、私を全面的に支持している人はTwetter上にはほぼいません
私の聞き方や、選択肢の出し方もあるとは思いますが、この質問に対しては
予約の取りづらさより、治療内容を支持する声が多く、正直ホッとしました。
また、予約優先であるのはどこの業界でも常識だと思いますが、患者さんによってはご理解いただけない方もいらっしゃいます。実にいろんな方がいらっしゃいます、、、
例1)なんで、すぐに見てくれないんだ(急患)
例2)急患で来て、待合室の予約患者さんにお構いなく、延々と話を続ける(アポがスカスカなら構わないけど、、)
例3)30分の予約時間で25分遅刻。当たり前に、予定のことを要求。(いやいや、嘘だろ、、)
いろんなパターンがありますが、めちゃくちゃ痛いなど、よほどの状態でない限り、キャパシティーを超える急患はお断りしないと、既存の患者さんを大事にできないのでは?という考えを支持してもらえたように感じました。
最善を尽くしても、マンパワーには限界がありますからね(^^;)
その他、ドクターを増やす案や、料金値上げ案もありましたが、これらは自分が院長であれば検討したいな、と考えさせられました。
このケースから、全員に100%の満足は無理だと悟りました。最大多数の最大幸福を優先するしか方法はありません。
では、そのためにはどうしたらいいのかと考えた結果、私の中で行きついた結論がこちらです。
“歯科医院は、コンセプトと求める患者層を明確にし
患者は、自分の治療のゴールと求める歯科医院像を明確にしたほうがいい”
この後、詳しく解説していこうと思います。
ところで皆さん、いい歯医者に出会えてますか?長くなったので、次回、私なりにマッチングをうまくするための考えをお伝えしたいと思います(*^^*)